これまでの活動、スリランカ関連書籍のワークス年表
デビュー作の『ハリハリッ!! スリランカ』を発表以降、定期的にスリランカに関する書籍の執筆・編集に携わっております。
また出版に限らず、スリランカにまつわる様々な活動も行っております。
2004年
- 【11月】 デビュー作『ハリハリッ!! スリランカ』(彩図社)を発表。
- 任意団体、日本スリランカ友の会に加入。
- 【12月】 スリランカの情報を発信するインターネットラジオ“J9-RADIO”に参加。
- スマトラ沖地震による津波がスリランカ沿岸部を襲う。現地ボランティア活動の誘いを受け、検討・熟考した末、ボランティアはその道のプロに任せ、自身は復興後を見据え、新刊の発行で(この時点で次の作品を控えていた)観光客誘致の役割に回ることを決意。
2005年
- 自社アールイーにてISBNコード、JANコードを取得し法人出版社として始動。
- 【4月】 津波被害直後のスリランカにて約1ヶ月の取材を実施。沿岸部は爪跡が残り、内陸部を中心に取材。沿岸地域は後の『スリランカ鉄道旅行沿岸部編』に分けて発行することとし、取材をあえて残す。
- スリランカ情報インターネットラジオ“J9-RADIO”にてメインパーソナリティーを務める。番組名は“Focus on Lanka”。ゲストとして奥山健一郎さん、川上枝里子さん、岩瀬幸代さん、増田真一さん、藤井俊彦さん、吉田眞琴さんほか、スリランカで活躍する人たちを招く。
- 【10月】 『スリランカ鉄道旅行 内陸部編』(アールイー)を発表。まだこの時点では流通ノウハウがなく、苦難の船出となる。
2006年
- 【2月】 スリランカにて約1ヶ月の取材を実施。
- 【6月】 内実はボランティアであったが日本スリランカ友の会にて初の講演会。鉄道旅行を中心としたスリランカ観光の魅力を講じる。
- 【7月】 『スリランカ鉄道旅行 沿岸部編』(アールイー)を発表。
- 書店取次の地方・小出版流通センターと契約を交わし書店流通を果たす。大型書店にて『スリランカ鉄道旅行』の内陸部編と沿岸部編2タイトルが平積みされる快挙を達成。
2007年
- 【5月】 日本スリランカ友の会発足25周年記念書籍の出版を受注。『みんなのスリランカ』(アールイー)を発表。
- 【12月】 J9-RADIOで発信し続けた情報、“これならできる!これはチャンス!!いや、これはダメだろう!? 日本〜スリランカビジネスアイディア”を書籍化『スリランカでビジネスチャレンジvol.1』(アールイー)を発表。一部のコアなファンからは評価が高かったものの、商業的には疑問符が付く。
2008年
- スリランカの観光ガイドブック制作に着手。コロンボやキャンディのみに特化する案も浮上したが、スリランカ全土を扱うこととした。老舗のガイドブックであり自ら留学時にお世話になった『地球の歩き方』に真っ向勝負を挑むこととなる。
- 【1月】 ガイドブックの取材を試みるもスリランカ国内で内戦が激化。1日遅れで同じ列車に乗車していたらコロンボの爆弾テロに巻き込まれる位置に居合わせていたことが判明。身の危険と活動の限界を感じ、取材を途中で断念。
2009年
- 【9月】 紆余曲折の末、スリランカの観光ガイドブック『Beyond the Holiday』(アールイー)を発表。『地球の歩き方』のみだったスリランカ観光ガイドブックに新たな選択肢を築く。
- 書店取次の日本地図共販と契約を交わし販路を拡大。アールイーの書籍が書店でさらに入手しやすくなる。
- スリランカ大使館にて2度目の講演。スリランカ観光の魅力について、新刊のガイドブックを通じて講じる。
2010年
- 【9月】 『スリランカで留学するぞ!(1)』(アールイー)を発表。デビュー作で表現しきれず割愛した場面も書き下ろす。
2011年
- 【9月】 日本スリランカ友の会発足30周年記念書籍の出版を受注。 『憧れの楽園スリランカ』(アールイー)を発表。
2012年
- 【6月】自分自身がスリランカ滞在中に「こんな本があれば良かったのに」をテーマとした書籍、 『Beyond the Holiday旅行・会話ナビ スリランカシンハラ語』(アールイー)を発表。短期間のうちに完売となる。
2013年
- スリランカの発展とともに観光ガイドブック『Beyond the Holiday スリランカ』が陳腐化。改訂版の編集に着手。
2014年
- 【2月】スリランカでの活動実績を生かし、自社にてスリランカツアーの現地スーパーバイザー業務、70名参加の大型ツアー現地翻訳・通訳・観光アドバイザーを請負。
- 【3月】 日本スリランカ友の会現相談役、藤井俊彦著『悠遊―スリランカを愛しアジアを知る著者畢生の真日本論―』(アールイー)を発表。
- 【5月】 売れ行き好調だった『旅行・会話ナビ スリランカ シンハラ語』の増刷にあたり、『Beyond the Holiday旅行・会話ナビ スリランカ シンハラ語(増補改訂版)』(アールイー)を発表。監修のサマラ・グナラタナ氏が長期海外滞在中のため、スニル・シャンタ氏が新たに監修を担当。
- 【11月】 某国内食品会社によるスリランカ孤児院支援およびかつて日本で活躍した某タレントの観光親善大使奉戴アレンジを請負。
2015年
- 【2月】 『Beyond the Holiday スリランカ(改訂版)』を発表。前回より精度を上げ、守備範囲を広げる。
- 【4月】スリランカカレー+TOEIC学習とのコラボレーションでシンハラ語教室を墨田区東あずまにて試験的に開始。あらゆる原因が重なり結果は芳しくなく、6月で終焉。2017年の単独開催に向けて戦略を練ることに。
- 【11月】 日本スリランカ友の会会員、鈴木睦子氏著『スリランカ紅茶のふる里』(アールイー)を発表。
2016年
- 【9月】一部のマニアの声に応え、『スリランカでビジネスチャレンジvol.2』(アールイー)を発表。
2017年
- 【7月】皆様の声にお応えしてシンハラ語教室を都内で開設。2015年のトラブルを教訓にしたところ、初回は想定以上の応募者数に。
- 【11月】紆余曲折を乗り越え、英語版スリランカガイドブック"Beyond the Holiday-Guide SRILANKA, General Guide"を電子版で発表。
2018年
- 【4月】未来の外交官たちに向けて、スリランカに関する講演会とスリランカ料理を伝えるワークショップを、福井の名門、敦賀気比高等学校付属中学校で開催。
- 【9月】シンハラ語で普段から表現方法が気になることや咄嗟の会話など、これまで「ありそうでなかった」をテーマにした新刊『Beyond the Holiday 旅行・会話ナビ スリランカ シンハラ語 お役立ちフレーズ集』を発売。
- 【9月】シンハラ語教室第2クール開始。先述の書籍が受講者の学習に貢献。
2019年
- 【5月】スリランカにてISに傾倒した現地イスラム教徒が実行したとされるテロが発生。スリランカの観光産業の灯を消さないためにも、アールイーとして果敢に現地取材活動を強行。
- 【8月】日本とスリランカの交流を促進する団体、日本スリランカきずな協会とアールイーとの間で法人契約を締結。
2020年
- 【1月】中国の武漢よりコロナウィルスが発生。世界中に蔓延し、スリランカも感染被害が見られた。アールイーとして取材活動を進めるタイミングと同時期であったが、スタッフは無事。
2021年
- 【4月】コロナウィルスの蔓延は留まるところを知らず、スリランカも感染が拡大。そして政治も大荒れで渡航者が徐々に遠のき始める。旅行ガイドブックの改訂版は進捗していたものの、商業的に発行は絶望的。
2022年
- 【7月】政治の激震で旅行ガイドブックの改訂版は完成したものの、発行を断念。
- 【11月】スリランカ料理店・ティールーム・雑貨店紹介やレシピ、スパイスや食材を解説した食文化紹介書『カレーと紅茶はスリランカ』を発表。